『ミサワホームの工場見学会』に参加しました【前編】

ミサワホームの工場見学会(前編)

9/17㈪ ミサワホームさんの工場見学会に参加させていただきました。

高度工業化住宅

ミサワホームでは、工場での製造割合を増やして部材の制度を高めることで、住宅の品質をより高めた住まい「高度工業化住宅」を生産しており 

この工場見学会では、お客様ごとに設計・生産する「完全邸別生産方式」や、外壁材やサッシの取付けまで行う工場生産化率の高さ、そして部材を製造する工程別の稼働中のラインの間近で作業員の方々が実際に作業されている現場を目で見て触れて体感できるところが最大の魅力だそうです。

部材生産の主力 ミサワホーム沼田工場

ツアーバスにて、朝からどんより曇り空の新潟県湯沢町から県境の関越トンネルを抜けると、空は一転爽やかな秋晴れ!
未だ雪こそないものの、このルートを通過する度、川端康成の『雪国』が思い出されます。

ちょっぴり浸ってしまった私あいすですが

道中の沼田市の酒蔵にて こだわりの美味しい昼食を御馳走になり、関東 好きな道の駅5年連続1位という 川場田園プラザに立ち寄り、ここでは人気ソフトクリームを頂いて満腹状態で現地に到着しました。

今回の見学先は、全国数か所にあるミサワホームの部材生産工場の中でも最も主力となっている群馬県沼田市にあるミサワホーム沼田工場でしたが、この日の見学者は新潟県内より参加したお子さん連れを合わせた総計42人で2班に分かれての見学となりました。

完全邸別生産方式

①原材料・資材

フィンランドをはじめ世界中から高品質な木材を調達しているミサワホームでは、JIS・JAS規格で最も安全性の高いF☆☆☆☆(エフフォースター)相当の構造用合板を使用しているそうです。

中でも、ミサワホームの自社工場が置かれているというフィンランドは起伏の少ない平らな国土と、気温0℃未満の冬とたった100日間の温かい夏が交互に来る寒帯の気候により、木が成長する夏の期間が短くゆっくりと時間をかけて成長するため、木目が真っ直ぐで、年輪は歪みがなく小さくぎっしりと密集しており、さらに硬くて丈夫で内部の傷も少ないのが特徴で、その木材は最高級の素材なのだそうです。

あいす
実際に見せていただいた木材は、同心円状の年輪が細かく密集していてとても綺麗でした。

そして断熱材には、空気層を保ちながら断熱性が高く燃えにくいグラスウールを使用しているそうです。

②含水率

反り・ひび割れを極力抑えた高品質な木材を使用するため、パネル芯材を人工乾燥させて含水率を15%以下とし徹底しているそうです。

あいす
含水率を計測する機器で実際に目の前で木材の含水率を実測してくださいましたが、13.8%でした。

③ゼロエミッション蒸気発電

「ゼロエミッション」とは、リサイクルを徹底することにより最終的に廃棄物をゼロにしようとする考え方で、工場で出る木材の切粉は工場外のボイラーで燃焼し、パネルを圧縮するプレス機の蒸気熱や工場内の冷暖房として熱を再利用されていました。

あいす
はじめて耳にした言葉だったのですが、工場全体でこのような取り組みをされているのは素晴らしいですね。

④塗布ムラ感知器

枠組みされたパネル芯材と同サイズの合板を圧接する工程では、接着剤の均一な塗布を色の濃さで識別し、塗布ムラ感知器が判定しラインをストップさせるそうです。

その接着強度は9cm×9cm×2面のわずかな接着面でも約2トンの車を吊り上げることも可能とのことで、私たちの目の前で実際に実験して見せてくださいました。

あいす
接着剤の強さに驚きました!接着剤の技術は大変進んでいるそうですよ。しかも人体には無害で洗濯糊と同じ材質だそうです。

⑤直角サイザー

パネルの寸法を0.01mmまで測定できる制度の計測機器により、パネルの寸法許容値±0.5mm以内で生産されているそうです。

あいす
こちらの沼田工場では一棟あたり約360枚、一日平均10~12棟の生産が可能だそうです。

⑥防水・透湿シート

ミサワホームの木質パネルの外側には防水・透湿シートが貼られており、外壁材との間に通気層を設けた「二重防水工法」を採用しているそうです。
雨水など外壁裏面に侵入する水分は近づけず、パネル内部の湿度が上昇した場合は通気層へ排出して壁体内の結露を防ぐそうです。

あいす
防水・透湿シートが一枚ずつ配られて、手で引き千切ろうとしましたが全く切ることができませんでした。とても薄い紙のようですがどんな素材なのでしょう!驚きです。

⑦完全邸別生産方式

高度工業化生産によるミサワホームの製品は、ロット生産をせず在庫を持たない「完全邸別生産方式」を採用しているそうです。

独自の屋根パネルや、サッシまで取り付けた「サブアッシ」・ユニット階段など、品質の均一化や工期の短縮・雨じまいや安全性を確保しているそうです。

あいす
この生産方法は安心できますね。

⑧10年保証

ミサワホームでは薬剤の土壌散布は行わず、安全性の高い防蟻シートを1階床パネル下面に貼る独自の「無公害防蟻工法」を開発し、地面に接しない防蟻シートは著しい薬剤の劣化の心配もないため
保証期間中の再処理の必要もなく10年保証を実現しているそうです。

あいす
長年培ってきた技術力と開発力を実感できます。

 

以上、今回の工場見学【前編】ではミサワホームの優れた技術力と徹底された生産現場についてをご紹介しました。

次回の工場見学【後編】では見学者全員参加型の「体験コーナー」についてご紹介したいと思います。

 

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風の丘のあいす

一条工務店を解約してミサワホームを選んだ40代夫婦の家づくりの物語。 新潟の豊かな四季が彩るリンクテラスのある暮らしを紹介します。

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