通勤路の峠道に佇む爺像がマスクを着けていた。
その土地の偉人さんを讃えて、部落の方が記念に建てられたのでしょうけれど、心細い峠道の走行を見守ってくれているようで、爺像の存在にちょっぴり有り難さを感じる。
普段ならば、こんなイタズラは物議を醸したりするのかも知れない。
心ない悪戯ととるか。
ユーモアある優しさととるか。
こんないまは、それも優しさに思えてくる。
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