停車したバスにちょうど彼女が乗り込むところだった。
養護施設のバスだった。
朝の通勤路ですれ違う彼女は、大きなリュックサックを背負ったマスク姿で雨の日も元気に歩いている。
一歩一歩を丁寧に踏みしめながら紫陽花のバス停を目指す彼女の姿をみつけると、不思議と心が和む。
バス停を彩る紫陽花と彼女があんまりお似合いで、優しい空気が流れている。
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