実家から程近い職場を離れてから、とんと足が遠のいてしまっていた。
年末からの寒波にコロナ。
年始挨拶もできないままだったが、今日はお使いごとで三カ月ぶりにふるさとで母と過ごした。
やっぱりこっちは雪の量がちがう。
あの最強寒波では、この地区も大雪災害救助法が適用されていたし、もともと豪雪地だから何の不思議もない冬の姿ではあるが、少し懐かしく感じた。
毎年この雪原で「ほんやら洞まつり」が開催されるのだけど、さぞかし綺麗だろうにね。
実家で待つ母を車に乗せて、年金支給の銀行の用事を済ませ、市内の食品スーパーを回り、ホームセンターにも立ち寄った。
高齢ということもあるが、もう20年来も付き合っている人工関節の入った膝の痛みを抱えながらの用事や買い物は、母にとっては相当にきつい運動。
さらに二年前に患った大病の手術から1年間の抗癌剤治療を終えて、現在は定期的にCT検査を受診しながら経過観察中だが、やはり手術前に比べると体力も落ちて疲れやすくなっている。
それでも、自分の力で歩けるうちはある程度の用事を足したくて、遠慮しながらも娘の私を頼ってくるのだ。
昼飯は母のリクエストで地元の老舗ラーメン店に入った。
名物の生姜醤油ラーメンが有名な人気店だけあって満席だったが、母は「待つよ」と言って椅子のない入口で膝の痛みに耐えていた。
何件も歩き回って疲れ切った母も、生姜の効いたラーメンをすすりながら満足した様子だった。
あと、どれだけ一緒に過ごせるだろう。
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