海風と雪に耐えられる強さで、高さを低くし、さらに費用を安く抑えること。
以上の条件を踏まえて、夫に製作をお願いしていた庭の「ぶどう棚」がようやく完成しました。
今回は、素人夫婦の手作り「ぶどう棚」のDIYの様子をご紹介します。
単管でつくる「165cmシンプルぶどう棚」の作り方
サイズと設計
身長150cmの小柄な私には、一派的に販売されているような高さ180cm~200cmの既製品のぶどう棚やパーゴラでは天井に手が届かず、背伸びをしながら無理な姿勢での作業や収穫を強いられることになり、とても苦痛。(しかも高額の割に作りが華奢‥‥)
だから、まず棚の高さを私の身長に15cmほどプラスして165cmと低めに設定しました。
全体のサイズも、できるだけコンパクトに幅150cm、奥行150cmとして、すでに準備してある3本のぶどう苗を一つの棚で育てることにします。
設計は、下のイメージのような四本柱のシンプルな構造でベース束石で地面に固定します。
資材と費用
資材は、すべての条件を満たして且つ簡単シンプルに製作できることから、足場用単管パイプとクランプを使用することに決め、ホームセンターですべて調達することができたので、マイカー(軽自動車)に積み込んで自宅まで運搬しました。
【必要資材と各単価】
- 足場単管 200cm×4本 @1,050
- 足場単管 150cm×5本 @840
- 直行クランプ 10個 @170
- 単管用ベース束石 21Kg×4個 @1,880
【費用】
費用は、合計17,620円(税込)になりました。
下準備(地縄張り)
日当たりのよい庭の南東側にぶどう棚を設置する位置を決め、適当な棒と水糸を使って、サイズを測りながら地縄を張りました。
これは、私の仕事だったのですが、なんだか2年前の我が家の地鎮祭を思い出し懐かしくなりました。時期もちょうど6月でしたしね。
作り方
資材と地縄の準備が整い、いよいよ製作開始。
夫が、棚を水平に設置するための水平器と、クランプのボルトを締めるインパクトレンチを持ってきました。
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1土台ベース
4本の支柱を建てる地面に穴を掘り、単管用ベース束石を水平に埋め込みます。
実は、この作業が一番大変でした。
余談ですが、この棚を設置するために、すでに植栽してあった花木をかなり移動しました。
これも私の計画不足なのですが、こんな風に我が家はエントランスや庭を自分達の手で少しずつ作っています。
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4個のベース束石が設置され土台が完成しました。
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2柱と天井の高さ決め
ベース束石に200cmの単管を差し込んで建て、天井になる150cmの単管を直行クランプで仮留め。ここで高さを165cmに合わせます。
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3クランプで固定
高さが決まったらクランプを締めてしっかり固定。
こうして、高さを合わせながら4本の単管を固定して天井が付きました。
すみません、こちらは余計な一枚でした↓
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4完成
最後に、天井の中心に150cmの単管を1本追加して「ぶどう棚」の完成です。
*天井に追加する支柱は自由に数を調整できますね。
希望通り、私にもラクラク手が届く低棚に仕上がりました。
私も手伝いながら、DIY素人夫婦が約2時間で完成させることができた「シンプルぶどう棚」のご紹介でした。
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