春の風物詩ホタルイカがシーズンを迎え「ホタルイカ掬い」に初挑戦しました。
「ホタルイカ」といえば、この辺りでは富山湾が産地ですが、県境である新潟県の一部まで富山湾がくい込んでいることから、ここ新潟でも3月~5月頃にかけて「ホタルイカ掬い」ができるというので、私たちも出掛けてみました。
場所は、新潟県糸魚川市の有名スポット。
到着すると、すでに二組の先客がいらっしゃったので、お声を掛けてお隣に入れさせてもらいました。
釣りでもそうですが、先客には必ずひと声かけて、空いたスペースにお邪魔させてもらうのが大切なマナー。こうして挨拶を交わすことで、思わぬ情報を教えてもらえたり、お互いに気持ちよく過ごすことができるんです。
お隣さんの話によると、昨日はこの場所で15匹のホタルイカを掬ったそうで、今日は風があってあまり期待できないかもしれない‥‥とのこと。
この日は、ホタルイカ掬いに良い条件の代表として挙げられる「新月」と、さらに「大潮」が重なった為、運よく都合がついた私たちは、このチャンスを逃すまいとやって来たのですが、現地の気温はマイナス4℃と凍えるような寒さで、風もあり水面には波も立っている状況。
確かに「ホタルイカ掬い」には、あまり向かない条件なのかも知れませんが、今回は練習のつもりで、せっかくの遠征を楽しむことにしました。
さっそく、準備してきた小型の発電機と集魚用のライトをセット。
水面に向けてロープでライトを固定して、夫がうまく取り付けてくれました。
産卵の時を迎えたホタルイカが、月明かりのない暗闇の中を、ライトの光を月明かりと思い込んで、それを頼りに海底から水面へと集まって来るんだそうです。
車中で暖をとり待つこと一時間ちょっと。
ついに最初のホタルイカがやって来ました!
ところが、ホタルイカを掬う網の準備ができていなかった私たちは、この最初のホタルイカを敢え無く見失うことに‥‥。
実は「ホタルイカ掬い」では、最初にやってきたホタルイカは「偵察隊」ともいわれ、まず1匹が様子を見に現れて、その後、待機している仲間の元へ戻り「よし、こっちだ!」と、仲間を連れて再びやって来る。とも言われているので、これで良かったのかも知れません。笑
そんなこんなで、ようやく1匹目のホタルイカを掬いあげた時はテンションMAX。
これが、今年の初物ホタルイカ。腕や腹部が蛍のように青く光って美しいです。
その後、ぽつりぽつりとやって来るホタルイカをもう1匹掬った後、ちょっと可笑しな泳ぎ方をしている小さな生物をみつけたので掬ってみると、これがなんとも可愛かった!
ホタルイカとは明らかに違うんだけど、イカの赤ちゃんには間違いなく、伸びたり縮んだりひっくり返ったりと縦横無尽に姿を変えて楽しませてくれるんです。
この可愛い子ちゃん、どうやらコウイカの赤ちゃんらしいのですが、泳ぐ姿がさらに激カワ~!
ぽつりぽつりのホタルイカ掬いでしたが、3匹目に掬ったコウイカの赤ちゃんの可愛さは私を釘付けにしてくれました。
「ホタルイカ掬い」は5月頃まで楽しめるそうなので、次回は4月の新月前後に再度挑戦したいと考えています。
▼下の動画は、こんな私たちの「ホタルイカ掬い初挑戦」の様子です。ご覧いただけると嬉しいです。
【ホタルイカ掬い | 新月大潮の可愛い赤ちゃんイカ 2022.3.3新潟】
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