自家製「乾燥わかめ」採れたて生ワカメで作ってみた

春先から初夏にかけての楽しみ。
期間限定の海遊び、海岸に打ち上げられた新鮮なワカメ拾いもそろそろ終盤かな。

朝まづめのキス釣りの際、散歩中のお爺ちゃんから教わった波打ち際のワカメ拾いは、同じ新潟とはいえ山沿いの豪雪地で生まれ育った私たちにとってはとても新鮮で、海沿い暮らしの楽しみ方をまた一つ覚えることができました。

下の動画は、わかめ拾いの様子です。
▼【「天然わかめ拾い」朝の海岸で海からの贈り物と出会う】

生ワカメは、サッと湯にくぐらせたあと冷蔵庫で2~3日、冷凍庫で約3か月、乾燥や塩蔵にすれば1年間の保存が可能なので、すぐに食べきれない場合は用途に合わせて保存方法を変えることができるんです。

ワカメ拾い 2021.6.9

ワカメ拾い 2021.6.9

先日は、大きな生ワカメを8本も拾えたので、1本は当日にサラダと味噌汁の具にして、肉厚で歯ごたえがある旨みたっぷりの採れたてを堪能して、3本は冷凍保存にしました。

そしてあとの残りの4本は、ちょうど天候も安定していたので「乾燥わかめ」を作ってみることにしました。

実は初めての挑戦でしたが、とっても簡単にできたのでぜひご紹介させてもらいますね。

もちろんスーパーや鮮魚センターで販売している生ワカメでも作れますよ。

乾燥生わかめの作り方

用意するもの

  • 生わかめ
  • 針金ハンガー
  • 洗濯ばさみ

作り方

step
1
生ワカメを洗う

  • 生ワカメを水でしっかり洗って砂や汚れを落とす

step
2
切り分ける

  • もしあれば、メカブ(わかめの芽の部分)と茎と筋と葉を切り分ける。
    葉の部分は、できるだけ千切れないようにつながったままがいいです。

*ワカメの成分アルギン酸とフコイダンでヌルヌル滑るのでケガをしないように注意しましょう。キッチンハサミを使うと便利です。

採れたて生わかめ 2021.6.10

採れたて生ワカメ 2021.6.9

乾燥わかめは葉の部分のみ(画像の下の部分)を使いますが、メカブと茎と筋も沸騰した湯で1分ほど湯がいて、メカブは適当な大きさに切りポン酢などで味付けをすると、粘りとコリコリとした食感でとっても美味しいですよ。スーパーで売られているあの健康食のメカブです。茎と筋も煮物やサラダにすると旨みたっぷりです。

step
3
熱湯で湯がく

  • 鍋にたっぷりの湯を沸かし、葉の部分を数秒間サッと湯がく
採れたて生わかめ 2021.6.10

採れたて生ワカメ 2021.6.9

*熱湯にくぐした瞬間に鮮やかな緑色に変わります。これが本当にキレイ!全体が緑色に変わったら素早く取り出すのがポイント。目安は3~10秒位。長く茹ですぎると色も風味も落ちてしまいます。

step
4
水にとる

  • 鍋からあげたワカメをすぐに水にとって色留めし、水分をしっかりと絞る

step
5
天日干し

  • ハンガーにワカメを吊るして、風に飛ばされないように洗濯ばさみで留めて天日干し(約4日間ほど充分に乾燥させる)
生わかめ天日干し 2021.6.10

生わかめ天日干し 2021.6.10

*我が家は洗濯ばさみがなくても、わかめがハンガーに張り付いてくれたのでそのままにしました。

step
6
乾燥わかめ完成

  • ワカメをハンガーから外して適当なサイズにカット
    (水に戻すと約3倍に増えるので1~2㎝位が使いやすいかなと思います。お好みで。)
自家製 乾燥ワカメ 2021.6.14

自家製 乾燥ワカメ 2021.6.14

  • カットしたワカメは密封容器に入れて保存

1年間保存可能な乾燥わかめの完成です。
使用する際は面倒な塩分調整なども不要で、水に戻すだけでそのまま使えて便利ですね。

ミネラルやビタミンが豊富で、低カロリーなのに栄養価が高いヘルシーな健康食「わかめ」。
今日も自然界の恩恵にあずかる我が家です。

動画はこちら
▼【「自家製乾燥わかめ」旨味が凝縮!磯の風味がたまらない】

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風の丘のあいす

一条工務店を解約してミサワホームを選んだ40代夫婦の家づくりの物語。 新潟の豊かな四季が彩るリンクテラスのある暮らしを紹介します。

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