庭づくり「風のテラスガーデン」はじめました

新居入居から八カ月。
風の丘で迎えた初めての春、五月の初めから庭づくりガーデニングをスタートしていました。

我が家の土地は傾斜部の雑種地も含めると130坪。
住居の裏(北側)は、いづれ家庭菜園を楽しむ畑に。
隣家に面している西側には物置を設置する予定。

そうすると、住居の正面(南側)のカーポートをのぞく部分と、リンクテラスのある東側の計約25坪が庭として活用できるスペースです。

新居の設計打合せ段階から、エントランスや庭には費用をかけずにほぼ手付かずのままにしてあって、自分たちでデザインしながら手作りしていこうと決めていたので、ゆっくり素人の庭づくりを楽しんでいます。

まずは、我が家の大切な場所リンクテラスとリビングダイニングキッチンの南の窓から四季を通じて緑を楽しめるように植栽から。

新居完成前より大事に育てていた植物に加えて、春先より春花木の苗木を準備していました。

四季を楽しむ植栽

果樹も含めて春に植栽した主な花木をざっとまとめてみました。

プンゲンストウヒホプシー(もみの木)

新居の庭にもみの木を植えたいと考えていました。

そして昨年の10月、憧れのプンゲンストウヒホプシーの接ぎ木苗を手に入れました。

このホプシーは、アメリカコロラド州の木に指定されているマツ科トウヒ属の常緑針葉樹で、銀青色の葉が美しいもみの木の王様。

もみの木の王様 プンゲンストウヒホプシー 2019.10.20

プンゲンストウヒホプシー 2019.10.20

我が家にやってきたホプシーは葉が銀色に光り輝いて歓声をあげてしまうほどキレイでした。

新しい環境に慣れるまで敏感ということで、春になってから地に下ろすことにして鉢のままテラスで冬越ししました。

もみの木の王様 プンゲンストウヒホプシー 2019.10.20

プンゲンストウヒホプシー 2020.5.4

新潟の冬を越した春のホプシー。

甲州小梅

甲州小梅は、新春の雪消えの頃に白い花を咲かせ六月に小さな実をつける、あの小梅ちゃんです。

甲州小梅 2020.4.24

甲州小梅 2020.4.24

照手桃

白花の照手桃。
箒状に縦に枝を伸ばす、実が成らない花桃です。

照手桃 2020.5.4

照手桃 2020.5.4

ドウダンツツジ(紅ドウダンツツジ&紅サラサドウダンツツジ)

ドウダンツツジといえば、春に白いベル型の小さな花をいっぱいに咲かせる姿をよく目にしますが、私が欲しかったのは赤い花を咲かせる紅ドウダンツツジで、ようやく手に入れることができました。

赤い花の紅ドウダンツツジの数が揃わなかったので、白に更紗さらさ模様の赤い筋が入る紅更紗べにさらさ(サラサ)ドウダンツツジも一緒に。

どちらも、秋に真赤に紅葉する姿も美しい落葉樹です。

紅どうだんつつじ 2020.5.4

紅ドウダンツツジ 2020.5.4

 

ライラック(リラ)

ライラックといえば香水の原料にもなる優雅な香り。
寒冷地向きで札幌の花としても愛されている花だから、ここ新潟でも元気に育ってくれると信じて。
6月頃に咲く花の色は最もポピュラーな紫の他に、白い縁取りが印象的なセンセーションと白を選びました。

ライラック 2020.5.4

ライラック 2020.5.4

ジューンベリー

春に白い花、やさしい新緑、6月の赤い果実、秋の紅葉と、魅力たっぷりのジューンベリーは四季を通して楽しめる落葉樹。

ジューンベリー 2020.5.4

ジューンベリー 2020.5.4

ナツツバキ(姫シャラ&シャラノキピンク)

夏空の下、さわやかに咲く夏椿(シャラノキ)は、樹肌も美しく観賞価値があり秋の紅葉まで楽しめるということで、姫シャラとシャラノキピンクを1本ずつ選びました。

ナツツバキ(姫シャラ・シャラノキピンク)2020.5.4

ナツツバキ(姫シャラ・シャラノキピンク)2020.5.4

ブルーベリー(ノースランド&ブルーレイ)

ブルーベリーは系統があって種類も実の特徴も様々なんですね。
はじめてのブルーベリー栽培は、育てやすいと教わったハイブッシュ系を二種類。
どちらも大実の「ノースランド」と「ブルーレイ」を選んでみました。

ブルーベリー(ノースランド・ブルーレイ)2020.5.4

ブルーベリー(ノースランド・ブルーレイ)2020.5.4

柚子(多田錦)

料理、お風呂、スキンケアなど暮らしに彩りを添えてくれる柚子の木が、どうしても庭に一本欲しくて、ホームセンターで奇跡的に出会った種無し柚子の「多田錦」を手に入れることができました。

柚子(多田錦)2020.5.14

柚子(多田錦)2020.5.14

桂もみじ

モミジもどうしても庭に欲しかった木。
種類があまりにも多くて悩んだ末、芽吹きがひときわ艶やかで目をひいた桂もみじという品種をみつけて連れ帰りました。

桂もみじ 2020.4.25

桂もみじ 2020.4.25

風のテラスガーデン

我が家は当初より、内と外とが大きく繋がるリンクテラスを通じて四季の移ろいを存分に楽しみたいと考えていました。

そこで、この庭に、高台の我が家に吹き抜ける日本海よりの風とリンクテラスとを結んで「風のテラスガーデン」と名付けました。

ともすると、外回りはコンクリートで舗装してしまえば草取りの必要もなく手入れもラクなのでしょうし、そのようなお宅も多いのかも知れませんが、いまのところそれは考えていません。

敷地にはできる限り土や砂を残して自然と調和する暮らしを望んでいます。

土と緑は夏の暑さを吸収して熱を地中に逃がしてくれます。
冬は霜を土や草木が温めて保温効果をもたらしてくれます。

これって家にも人にもとても良いことだと思います。

四季を五感で味わいながら感性豊かに楽しめる庭づくりが目標です。

 

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風の丘のあいす

一条工務店を解約してミサワホームを選んだ40代夫婦の家づくりの物語。 新潟の豊かな四季が彩るリンクテラスのある暮らしを紹介します。

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