峠の父母の家は240㎝の積雪だったそうだ。 昨日の帰宅困難の末、峠の実家に一晩寝泊まりし、早朝からの仕事を終えて夕方、夫が我が家に無事帰宅した。 「留守にして悪かったね。大変だったろう。」 峠の雪に比べれば、これくらいは序の口に過ぎないが、それでも我が家の雪をみて夫も驚いたようだ。 荷物の中から母が持たせてくれた正月料理を出し次々と並べていく夫に、私の募る話は止まらない。 これも我が家の日常だが、なにはともあれ夫が帰ってくれて安心した。 黒豆、昆布巻き、松前漬け、御赤飯‥‥母が面倒をした手料理が食卓を一気 ...