通勤路にある無人の野菜販売小屋。 金曜の朝に覗いてみると、軽トラックのおじさんが何やら重そうに運び入れるところだった。 あいすえ~っ、スイカ~! もうどこも終わっていて、あきらめていたスイカ。 「今年はこれが最後」 そう言って4つ並べてくれた。 よく、指ではじいたり、ポンポン叩いてみて音で選ぶというけれど、それはよほどの玄人にしかわからない上当たり外れがあるらしく。 一番わかりやすいのは重量で、いくら大きくても軽いものは中が空洞、逆に小さくても重いものは実がしっかり詰まっているんだそう。 なるほど。 おじ ...