自衛隊の救助が届くまで、眠れない夜を過ごしている人がいる。
緊急告知ラジオが、市内の数カ所で積雪が300センチに達したことを受け、本日午後1時、災害救助法が適用されたことを告げた。
同市内とはいえ、我が家はまだいい方だ。
昨夜から今朝までの一晩の降雪量は約40センチ。
手付かずの庭の積雪は100センチを超えている。
昨日、窓まで達した雪を掘り上げておいてよかった。
実は昨晩、自宅周辺の雪の様子をみて、明朝(今日)の出勤は困難と判断した夫は、先日の二の舞を踏まぬよう職場方面の峠の実家へ前日入りしていた。
そして今日も自宅には帰らず、念には念を入れ峠の実家に寝泊まりしている。
この最強寒波を乗り切るには、私もしっかりしなくてはならない。
朝の雪掘りから今日も一日がはじまった。
まずは、西側に設置してある給湯設備エネファーム本体を覆った雪を掘り上げた。
続いてはカーポート前。
連日の雪掘りで、雪のやり場がどんどん嵩を増して私の身長を超えてしまった。
日を追うごとに困難になっていく除雪作業。
まだ我が家は対処できているけれど、これが続くことで自分の手にはどうにも負えなくなっていくのが雪の恐ろしさだ。
夫の車の通路はどうにか確保した。
私の車の前はそのままにして、車は使わないことにしよう。
ひとりでは手に負えない。
夕方、玄関前の雪を掘った後、歩いて通りまで出てみると、対向車とすれ違いができないほど道幅が狭まっていて驚いた。
明らかに除雪の手が回っていない。
ここは、我が家へつづく狭い小路。
近所の方が協力して今日も道を空けてくれたが、私にはここを運転する自信がない。
先ほどから雪がまた激しくなってきた。
少しでも疲れをとって明日に備えなければ。
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