結果には受粉が不可欠。
当然のことなのですが、越後姫を育て始めてから改めて知りました。
さらに、受粉ができるタイミングは開花後2日目~4日目くらいの間なんだそうで、開花の1日目は雄蕊が未熟で花粉をもたないため受粉できないんですって!
知らなかったわ~。
ここ風の丘も3月後半頃より気温がグンと上がって、我が家の越後姫もぷっくり膨らんだ蕾が開花。
*下の画像の手前左の1株は、越後姫と同時期に育て始めた「よつぼし」という品種で、1年に何度も繰り返し実をつける四季成りの苺なんですが、こちらも無事に越冬し開花しています。
ちなみに、越後姫は1年に一度だけ春に実をつける一季成りです。
本来は蜜蜂や虫たちが花の蜜を集めに飛んできて、雄蕊と雌蕊の上をクルクルと歩き回って自然に受粉されるようですが、果たして我が家の庭へ蜜蜂は飛んでくるのかしら?と考えると、その可能性は低そう。
ということで、覚えたての知識を踏まえて、はじめての人工授粉に挑戦です。
受粉の前に花をよく観察してみると、同じイチゴでも品種によって形や雰囲気が違うんですね。
こちらは「越後姫」。
こちらは「よつぼし」。
ね、違うでしょう?
けれど、どちらの花も雄蕊と雌蕊の区別が、素人の私にもわかりやすくて助かりました。
真ん中の丸く盛り上がっている黄色の部分が雌蕊で、その周りを囲むように立ち上がって先端に黄色い花粉を持つ部分が雄蕊。
授粉は、開花2日目以降の雄蕊の先端についている花粉を、雌蕊全体にまんべんなく付けてあげる必要があるそうで、その際、耳かきの綿毛や柔らかい筆などを使うと作業がしやすいとのことで、私も試してみました。
こうやって雄蕊と雌蕊を綿毛でクルクルと優しく触れてあげるんですが、うまく全体に花粉をつけてあげられているのかしら‥‥。
はじめての授粉作業は手探り状態で、ちょっとやり過ぎかな‥‥。というくらいクルクルしてしまいましたが、こうして手をかけてあげると、さらに愛着がわいてくるものです。
4月に入り、一番花、二番花と次々に開花が進んでいる我が家の越後姫。
タイミングを逃してしまわないように、せっせと授粉作業を繰り返している毎日です。
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