着工から33日目、遙かフィンランドから日本の我が家の風の丘へとたどり着いた木質パネルを、いよいよ組み立てていきます。
*フィンランドから我が家へ「木質パネル」の記事はこちら
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建築現場⑤組立工事【足場の上からみる新居&日本海と鶯】ミサワホーム
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ここからはクレーン車のオペレーターさんも腕の見せどころ。
令和元年7月17日 組立工事 1日目
床パネルの組み立て
床パネルの組み立てがはじまりました。
クレーンで吊るされたパネルは、足場の障害物を交わしながら所定の位置を目指します。
建築現場 南西より
下で待ち構える大工さんの上にピッタリと到着。
クレーン車のオペレーターさんとの連携プレイで、昼前に床パネルの組み立てが無事完了しました。
壁(外周)パネルの組立
お昼休憩をはさんで、壁(外周)パネルの組み立てがはじまりました。
壁の組み立ては、先ずは外周から設置して、続いて内部へと移るそうです。
さらに、クレーンを操作する為の視界を確保するため、クレーン車から一番離れた位置から作業をはじめて、徐々に前方へと進めるのだそう。
建築現場 南西より
最初の1枚目は、リンクテラス奥のテキスタイルフロア洋室の東側の壁。
ここでも、クレーン車との連携で木質パネルが一枚一枚地道に組み立てられていきます。
建築現場 南西より
大きな掃き出し窓の形がみえてきました。
そして、次は北側のキッチンへ。
切妻屋根の中心に向けて天井が傾斜しているのがわかります。
建築現場 南西より
夫から教わったGoProカメラの操作も順調で、三脚を使用して動画を回しながら、スマートフォンにて写真をパシャリ。
我ながら、なかなかいい仕事します。
*「間取り」&「切妻屋根」についての記事はこちら 続きを見る 続きを見る
ミサワホームの家づくり ⑤契約後打合せ【間取りの確定】
ミサワホームの家づくり⑤契約後打合せ【太陽光発電・屋根・外壁・軒天】
壁パネルの組み立ては、北側のキッチンから隣接する洗面所・脱衣所・浴室へと進み、現場の様子に夢中になっていると『オーライオーライ』の声が聞こえてきました。
本日3便目の部材パネルが到着したようです。
空飛ぶパネル(小運搬の我が家)
1便目、2便目はシャッターチャンスを逃してしまいましたが、今度こそは撮影できそうです。
小運搬用の小型車両には、近くのショッピングタウンの駐車場にて積み替えられた1枚ずつのパネルが積まれています。
運転手さんは日に焼けた、笑顔が似合う気さくな方。
強面親方のジョーク交じりの歓迎に、運転手さんも警備員さんも終始いい笑顔。
親方にチョッカイを出されながらも、パネルに素早くクレーンのロープを掛けていきます。
さぁ、ここからは目が離せません。
GoProカメラを手に持ち換えて、パネルを追います。
「空飛ぶパネル」のはじまりです。
親方の合図でパネルが少しずつ持ち上がります。
ドキドキしてきました。
電線スレスレ。パネルは私たちの頭上へ。
これが噂の?!「空飛ぶパネル」ですね。
な~んてことを感じながら見上げたように記憶してます。
一番高いてっぺんを超えて、ここからは足場に接触しない様に慎重に下ろす位置を定めます。
クレーン操作も流石!あともうちょっと。
若手大工さんも見守ります。
親方の合図と絶妙なクレーン操作で着地!
思わず拍手をしてしまいました。
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注目!ミサワホームオーナー「Nori-Kameさん邸」のド迫力の「空飛ぶパネル」をご紹介!
無事に空を飛んだ、小運搬の我が家のパネルは1枚1枚の運搬から組み立てという地道な作業なのですが、大型車両での搬入が可能な現場では、工場出荷時にパネルを2枚~4枚連結した状態で運搬されるのだそうです。
だから、建築現場にてクレーンで吊るされる場面は、我が家の数倍の大きさのド迫力の「空飛ぶパネル」が見られる訳です。
ここで、私がいつも楽しみに拝見している、同じくミサワホームにてご新居を新築され、我が家より約ひと月ほど先行して、先日引き渡しを無事に完了された「Nori-Kameさん」の家づくりブログに、ド迫力の「空飛ぶパネル」の画像が掲載されていましたので、ご紹介させていただきますね。
我が家の小運搬との違いを是非お楽しみください!!
Nori-Kameさん邸の「空飛ぶパネル」はこちらをクリック
Nori-Kameさん、この度は快く掲載のご承諾をくださりありがとうございました。
木質パネル接着工法による面接合&モノコック構造
ミサワホームの住まいは独自の「木質パネル接着工法」による強固な面接合によって剛性の高いモノコック構造となるため、30畳以上の大空間も外周壁だけで必要な耐力を確保できるほど強く変形しにくいそうです。
構造用接着剤として独自に開発した耐久性・安全性にすぐれた業界最高水準の強度を誇る高分子接着剤と、さらに高性能スクリュー釘で入念に釘留めするすぐれた接合技術で、壁・床・屋根すべてが一体化し強固で安全性の高い一体構造の住まいを実現しているそうです。
「ミサワホームの工場見学会」にて学んできた独自の高い技術力が、この組立工事でも発揮されていました。
これが、業界最高水準「高分子接着剤」ね!
空を飛んだパネルは、大工さん達の職人芸で、テンポよくどんどん組み立てられていきます。
この、木質パネルの組み立てに欠かせないものが、ミサワホームが独自に開発した業界最高水準を誇る「高分子接着剤」です。
*ミサワホームの「高分子接着剤」についての記事はこちら
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『ミサワホームの工場見学会』に参加しました【後編】
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定位置にパネルが配置されると、大工さんが「高分子接着剤」を目にもとまらぬ速さでパネルの接合面に塗布します。
その瞬間をようやく撮影できた画像がこちら。
建築現場 南西より
壁パネルの接合面に白く浮き出た「高分子接着剤」がみえます。
そして、次のパネルが接合され強い耐力をもつ接合面が誕生するのです。
現場監督Hさん曰く、梁などの特に大きな負荷がかかる接合面には、より強いシリコン入りの高分子接着剤が使われているそうで、パネルの接合面から少し黄色味を帯びた接着剤がにじみ出ているのがわかりました。
用途に合わせて、二種類の接着剤を使い分けるのだそうですよ。
一枚一枚地道な壁パネルの組み立ても、ぐるっと南側まで進んできました。
建築現場 南西より
猛暑のなか、朝から地道な作業を続ける大工さん達はもうヘトヘトのはずですが、強面親方に叱咤激励されながら、汗を流して頑張ってくれています。
大工さん、あと一息!
令和元年7月17日16時
残すはトイレ室・玄関・居間リビングの外周壁となりました。
大工さん、あと一息!頑張って!!
『明日、上棟します。』
『今日は、日が暮れるまでに外周壁のパネル組み立てを完成させて、明日、内部の壁パネルの組み立てと屋根をあげる段取りで進めます。』
現場監督Hさんから説明を受けて、私は朝から一日お世話になった現場を後にしました。
『毎日来て、若手がサボらんように監視してもらわんないかね!』
強面親方が声をかけてくれました。
本当に、そう思いました。
最後に、新居の裏に回り1枚撮影しました。
建築現場 北西より
それにしても、本当にいい現場を見せてもらいました。
次回は夫がお邪魔した建築現場「内部壁の組み立て」と、感動の「上棟」の様子をご紹介しますね。
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