今回は、打合せ確認項目STEP②-1の続きをご紹介しますね。
打合せ確認項目 STEP②-2【床材・壁材・天井仕上】
床材（フローリング）DAIKENトリニティ メープル柄
我が家のリビングダイニングキッチン・洋間×2室・玄関ホールの床材は、シート化粧フローリング ｢DAIKENトリニティ メープル柄｣ を採用しました。
ちなみに ｢メープル｣ は楓の木。
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
玄関の上がり框にも「トリニティ」を採用して統一しました。
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
家の中でも広い範囲を占め空間のイメージを大きく左右する床材。
常に肌に触れることになる床材はとても重要で、家づくりに於いては拘るべき大切なポイントとなりますよね。
取り揃えられた Misawaオリジナルの床材も勿論ですが、私たちはかなり早い段階から理想的な床材を求めてあちらこちらと探し回っていました。
そして最終的に辿り着いたのが、この ｢DAIKENのフローリング材 トリニティ｣ でした。
ことの発端は、昨年の各社モデルハウス見学時に印象的だったフローリング材「ハピアフロア」との出会い。
その「ハピアフロア」なるフローリング材の製造元が建材メーカーの「大建工業（DAIKEN）」だったのです。
早速WEBサイトを訪問して、バリエーション豊富な製品たちをドキドキしながらみつめる私の目を釘付けにしたのがこの画像でした。
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
そう、それが「トリニティ」だったのです。
「ハピアフロア」とは何かが違う・・・。
トリニティの特長
１．“業界初の新技術”により細部まで美しさにこだわった化粧
特殊強化フィルムを四周木口面に巻き込む業界初の新技術（特許取得済）により、細部にまでこだわった美しい仕上がりを実現。これまでのシート化粧床材では実現できなかった厚単板化粧床材のような立体感のある高い意匠性を実現しました。２．“178mm幅”の広幅デザインによる圧倒的な存在感
厚単板化粧や無垢の床材では、安定的な確保が難しい化粧面“178mm”の広幅デザインを実現。圧倒的な存在感で、空間におけるグレード感や開放感を演出します。
３．特殊加工を施した表面化粧による優れた耐久性
表面に特殊強化フィルムを採用することにより、厚単板化粧や無垢の床材に比べ、日焼けや色褪せ等の経年劣化がしにくいといった優れた耐久性を発揮します。さらに、基材に植林木合板と凹み傷に強い特殊MDFを採用することで、凹み傷やキャスターなどでも傷がつきにくく、これにより長期間にわたって美しい空間を保つことができます。
時を経ても美しく。
日焼けに強く、色褪せない。
キズ・汚れに強く、お手入れカンタン。
しかも、床暖房にも対応！！
でもね、決してこの製品案内にいとも簡単にやられてしまった訳ではありません。
私たちは DAIKEN金沢ショールームにて、実際にこの ｢トリニティ｣ に触れ素足で感触を確かめ、そのすばらしさを体感したうえで採用を決めました。
ただ、ショールームにて実際に「トリニティ」を目にしたことによって、私たちを最後の最後まで悩ませたのが「柄」選び。
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
アッシュ柄、シカモア柄、メープル柄、オーク柄、チェスナット柄、チェリー柄、チーク柄、マホガニー柄、ウォールナット柄。
どの柄も本当に素敵だから目移りしてしまう。
ショールームの方のお話では、いまの人気柄は上から５番目の「チェスナット柄」なんですって。
グレージュ系の渋さがあってお洒落な柄ですもの。
ただ、私たちが悩んだのは下の画像の「チェリー柄」桜の木。
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
＊出典：DAIKENトリニティWEBカタログ
もう、まる二カ月間悩みぬいた結果「メープル柄」を選びました。
私たちにとってはちょっぴり若向き？の「メープル柄」ですが、木目豊かな明るく優しい柄が癒してくれそうです。
補足になりますが、フローリングの敷方向については長手に敷くのが一般的のようですが、我が家はリビングダイニングキッチンに直結するリンクテラスの役割をより引きだすため、テラスへ向けて敷き、ウッドデッキの敷き方向と一直線につなげて、内と外とのつながりを強調させました。
床材（テキスタイルフロア 利休）
＊出典 MISAWAカタログ
ミサワホームのモデルハウスや完成見学会にて体感した ｢テキスタイルフロア｣ がとても気に入っていました。
MISAWA テキスタイルフロア
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ミサワホーム『平屋×蔵のある家 完成見学会 』に参加しました【後編】
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この ｢テキスタイルフロア｣ は一見畳のようなですが、冷たくなく厚苦しくない素材感と程よい踏み心地感がある「平織り」を採用した新感覚の床材で、一枚一枚を剥がして交換することもできるという優れもの。
和洋どちらにもマッチするデザインで、私がどうしても欲しかったリビングダイニング直結の洋和室に採用しました。
床材（大理石調フロア ホワイトオニキス）
トイレ室の床材は ｢大理石調フロア｣ を採用しました。
＊出典 MISAWAカタログ
柄は一目みて気に入った ｢ホワイトオニキス｣
この大理石調フロア「ホワイトオニキス」は、天然石のホワイトオニキスの如く光がキラキラと反射して輝く、上品で美しい床材です。
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床材（シート床材クッションフロア）
洗面所・脱衣所は、汚れをサッと拭き取れて湿気にも強いシート床材のクッションフロアを採用しました。
＊出典 MISAWAカタログ
できることならば、こちらにもぜひ「大理石調フロア」を採用したかったのですが大人の事情です。
それでも、柄だけは「大理石調」にしましたよ！
床材（マルチループカーペット）
夫の趣味部屋、兼収納となるロフトの床材は、風教授＆ミサワ先生のおすすめ ｢マルチループカーペット（バッカー材付）｣ を採用しました。
＊出典 MISAWAカタログ
クッション性に優れたカーペットで、ロフトや蔵などの内部にも適しているそうです。
床材（リンクテラス）三協アルミ 人工木デッキひとと木２
我が家のリンクテラス（６帖）の床材は、風教授とミサワ先生のおすすめ「三協アルミ 人工木デッキひとと木２」を採用しました。
＊出典：三協アルミ デジタルカタログ
この「三協アルミ 人工木デッキひとと木２」は、天然木の温もりある風合いを再現しつつ、耐候性・耐久性に優れ、メンテナンスが容易な人工木デッキです。
＊引用：三協アルミひとと木２ 商品特長
ここ雪国新潟県の風土には、この「ひとと木２」はたいへん適しており、デザイン・性能共に優れた製品だそうです。
＊出典：三協アルミ デジタルカタログ
カラーは「モカブラウン」を選びました。
壁材 (シンコールクロス・サンゲツクロス)
我が家の壁材は、ベースに「シンコールクロス」アクセントには「ザンゲツクロス」と「シンコールクロス」を採用しました。
ミサワホームのショールームより、まずは６冊のカタログをお借りして自宅にて物色したのですが、感心したのはその便利さ。
だって、カタログの各ページについているバーコードリーダーを読み取るとキレイなデジタルカタログにジャンプできるんですもの！
例えば下の画像は、ほぼ全ての壁に採用したベースの「ベージュのクロス」に、アクセントの「木目のクロス」を入れるイメージをカタログで確認しているところ。
＊キッチンカウンター背面の一部に、この「木目クロス」を採用しました。
＊出典：SINCOLカタログ、sangetsuカタログ
この「木目クロス」をもっとじっくり見てみたいわっというときは、バーコードリーダーからデジタルカタログへジャンプ。
すると、こんなにキレイな画像が！
＊出典：sangetsuデジタルカタログ
さらに、もっと拡大してみたいっという時は、そのクロスをタップ
＊出典：sangetsuデジタルカタログ
しっかり拡大されてる！
しかもピンチアップで自由に倍率を変えられるのね。
続いては、トイレ室に採用したベースの「うっすら赤み帯びたベージュのクロス」に、向かって奥の一面のみにアクセント「リーフ柄クロス」を入れるイメージをカタログで確認。
＊出典：SINCOLカタログ、sangetsuカタログ
この「リーフ柄クロス」を拡大してみるとこんな雰囲気。
＊出典：sangetsuデジタルカタログ
と思ったけれど、意外とシックで落ち着いたムードだったので採用しました。
夫の寝室となる洋間の二面には、こんな「木目クロス」を採用したようです。
＊出典：sangetsuデジタルカタログ
特にこういった「木目」などは、壁紙とは思えないリアルな質感に感心します。
アクセントクロスを除いては、全体的に落ち着いたベージュ系のベースでまとめました。
*シンコール SINCOL GROUP
*サンゲツ sungetsu
壁材（DAIKEN 不燃デザイン壁材 グラビオエッジ カーヴァ（Curva））
玄関ホールでライトアップしてみました「DAIKEN不燃デザイン壁材 グラビオエッジ カーヴァ（Curva）」
＊出典：DAIKEN 不燃デザイン壁材WEBカタログ
この「カーヴァ（Curva）」は、織物生地がモチーフの湾曲した形状のピースがやわらかさを感じさせる乱積み調デザインで、前途した床材「トリニティ」の製造元 DAIKEN の製品なんですけれど、もう私の心を掴んで放しません。
カラーは「アイボリー」
＊出典：DAIKEN 不燃デザイン壁材WEBカタログ
天井仕上 (シンコールクロス)
我が家の天井仕上げは、各室の壁紙クロスに準じて同じクロスでスッキリ統一しましたが、リビングダイニングのみ「木目クロス」を採用しました。
＊出典：SINCOLカタログ、sangetsuカタログ
この｢木目クロス｣もフローリングと同じ敷方向とし、リンクテラスの軒天材「木目リブ」とも全て方向を統一することで、内から外へのつながりと広がりを演出しました。
選んだすべてが宝物
今回ご紹介した【床材・壁材・天井仕上】の打合せは、奥が深く難しかった反面【間取りプラン】に次いで楽しく充実した時間だったように感じます。
施工範囲が広い分、内容によって空間のイメージをガラリと変えてしまうのも面白さのひとつで、目的別の壁紙や天井クロスの組み合わせパターン、配置や色合いの持つ視覚効果なども勉強になりました。
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