我が家に課せられた、二つの着工前ミッション。
その1:「敷地内の石を撤去せよ!」
その2:「敷地内の立木を伐採せよ!」
前の記事でご紹介しました、父の協力で無事に完了した「立木の伐採」に続いて、「石の撤去」については友人が力を貸してくれることになりました。
*「立木の伐採」についての記事はこちら
-
着工前ミッション「立木を伐採せよ」元きこり80歳父の腕と技
続きを見る
どんだけ!?
我が家の土地(風の丘)の敷地は、メインとなる手前の平坦な宅地部分と、後方の傾斜地との間に、前の地主様が土留めの為に施したと思われる積み石が残されていました。
積み石はかなりの数で新居の新築工事に支障をきたしてしまうため、すべて撤去する必要がありました。
目視できる限りでも、大きいものは10㎏の米袋3個分もありそうな巨大なものもあり、しかもどれほど地中に隠れているかもわからない石の撤去作業は、私たち夫婦の力ではとても手に負えそうにありません。
そこで、立木の伐採と同様に費用を節約するため、ミサワホームを通さずに友人に協力をお願いすることにしました。
ミッション:石の撤去
かれこれ40年以上も土木関係に携わっている友人オイちゃんに、事情を話し石の撤去作業を出来るだけ安くお願いできないかと相談すると、快く引き受けてくれました。
オイちゃんは、ずっと年の離れた大先輩ですが、実家の屋根雪下ろしを手伝ってくれたり、獲れたて野菜をお裾分けしてくれたり、一緒にラーメンを食べに出掛けたりする気の置けない私の友人で、石の撤去作業には土木仲間を一人助っ人で連れてきてくれるとのこと。
作業には私も立ち会い、一緒に手伝うことになりました。
新車の筆おろし
令和元年6月8日作業当日の風の丘は、西よりの風が気持ちよく吹き抜ける作業日和。
春先から顔をだした草木がグングン伸びて4、積み石が見えなくなるほどでした。
そんな風の丘に、オイちゃんの土木仲間のワタさんがピッカピカの新車ミニバックホーを運び入れてくれました。
先週納車したばかりという未使用の超小旋回ミニバックホー (0.2㎥)。
周辺の道路幅が狭く、小型車両しか入ることのできない我が家の土地(風の丘)には、この 0.2㎥のミニバックホーがちょうど適当なサイズだそうです。
『飾っておいてもダメさ~こいつには稼いでもらわんと!』
『筆下ろしにはいい現場だよ。』
そう言って、作業にとりかかってくれました。
ワタさんが操作するミニバックホーの傍らで、オイちゃんが指示を出しながら作業の補佐をします。
新車ミニバックホーのエンジン音は小気味良く、調子も絶好調。
狭い敷地内での360度の旋回から段差の昇り降りまで小回りが利いて、見ていて楽しくて飽きません。
私がその巧みな操作に拍手なんてするもんだから、ワタさんもやりづらかったでしょうね~。
スポンサーリンク
敷地の後方には、先日伐採した立木が積まれているのがみえます。
それにしてもバケットひとかきで、出るわ出るわ、次から次へと石、石、石。
石の廃棄処分は莫大な費用がかかるとのことで、オイちゃんとワタさんの提案で、敷地内の傾斜地の後方に大きな穴を掘って、そこへすべて埋めてしまう作戦をとりました。
こうして、できるだけ後方に穴を掘り。
掘削した石を穴へ運んで。
次々に埋めていきます。
地中からは、こんな巨大な木の根っこも出てきました。
頃合いをみて、穴に埋められた石の上に50cmほど土を被せます。
穴は全部で3箇所。
穴を掘っては石を埋める、この作業の繰り返し。
オイちゃん達には、いつかここで家庭菜園をすることを話してありました。
石を深く埋めて、こうして土を被せておけば畑ができるそうです。
それと、この傾斜地には、きっと前の地主様が育てていたのでしょうね、可愛らしい草花が咲き乱れていて。
新居では草木をたくさん育てたい私の希望を知って、ワタさんがサツキやツツジの木を残せるように、バケットを上手く操って根からそっくり掘り起こし、敷地の後方へ移植してくれました。
こうしておけば、自分たちで好きな場所へ植え替えることができます。
あれだけ積まれていた石も、お昼過ぎにはこんなにキレイに片付きました。
笹の退治
実はこの日、石の撤去作業と一緒に、敷地内の庭園側に伸びている「笹の根」を掘り起こしてもらいました。
笹は雑草の中でも繁殖力が旺盛で、どこまでも増え最も厄介といわれるそうで、敷地内の一部に、春頃から顔をだしてきた笹がとても気掛かりだったのですが、ミニバックホーでできる限り根を掘り起こしてもらうことができました。
『ユンボ(ミニバックホー)なら、ならなんてことないさ。』
草刈り機で表面を刈るだけでは笹の繁殖力は全く衰えないそうで、こうして土を掘り起こしておけば、少しは根をなくすことができるだろうということで、一気に土を掻いてくれました。
流石です。ミニバックホーであっという間に終了。
ちょうどこの辺りは新居のリンクテラスがくる位置で、果樹や草花を育てて楽しみたいと思っているので、笹の退治をしてもらえてよかったです。
そして最後に、石の撤去で掘り起こされた敷地を均して作業は無事完了しました。
持つべきものは友
この日、敷地から掘り起こされた石は大小合わせて200以上。
オイちゃんとワタさん、そしてミニバックホーなしではとても作業は叶いませんでした。
二人とも、本業の休日を使って風の丘まで駈け付けてくれて、しかも工賃は破格の友情価格にしてくれました。
『これを機に、またいい付き合いができれば何よりだ!』
持つべきものは友です!
令和元年6月6日、我が家の着工前ミッション「敷地内の石を撤去せよ!」完了
無事に敷地が整い、着工立会い(地鎮祭)を迎えることができそうです。
スポンサーリンク
ランキングに参加しています
ご訪問のしるしにクリックいただけると嬉しいです
↓ ↓
*シンプルイズベスト*
▼YouTubeチャンネルはこちら
*おすすめ関連記事
続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る 続きを見る
【ブログタイトル・ハンドルネーム変更】についてのご報告
本当だった!【土地探しの3カ条】がくれた1月の出会い
決めました!土地は60点で購入の価値あり
知らなかった!【土地売買のいろは】&【価格交渉のコツ】
ミサワホームの家づくりの流れ①~⑭
感動!ミサワホームの家づくり ②土地調査&プランニングスタート
感動!ミサワホームの家づくり ③正式図面と見積り提示
感動!ミサワホームの家づくり ④契約
令和元年の家引渡しへ向けての工程【ミサワホームの家づくりガイド】
高台の土地『風の丘』のロケーション紹介
ミサワホームの家づくり ⑤契約後打合せ【間取りの確定】
ミサワホームの家づくり⑤契約後打合せ【外構計画】
ミサワホームの家づくり⑦工事請負変更契約
着工前ミッション「立木を伐採せよ」元きこり80歳父の腕と技