キスが釣れはじめたと聞いて人気のサーフへ夫婦で出掛けてみた。
師匠(弟)のすすめで昨年デビューしたキス釣りの面白さは、私たちの心をがっちり掴んでくれた。
一年ぶりに忘れかけた感覚を取り戻そうと、夫の指導の元まずはキャスティングの練習から。
私は、これが苦手。そして課題なのだ。
数回投げると徐々に上達してきて、飛距離も少しのびてきたところで、ようやく当たりを感じた。
竿から伝わる「プルルルル」っというキス特有の振動。
コレコレ!この感覚だ。
一年ぶりに思い出した。
ゆっくり巻いてくると仕掛けの先に、波打ち際をちょこちょこ動く影が見えた。
やった!
しかも2匹ついている。
私の今シーズン初のキス釣果は17~18cmのこの2匹だった。
ひと足先に早朝からスタートして20cm前後を16匹ほど釣り上げた夫は、途中、お隣さんとオマツリ(他の人と仕掛けや糸が絡まってしまうこと)になってしまい心配したけれど、無事に糸が解かれて事なきを得た。
波があったこともあり、静かな凪の澄んだ海底が狙い目のキス釣りには、少し条件がよくなかったのか、サーフに集まった他の釣り人さんは、ほとんど釣果がない人もいたようで、そんな中でも18匹釣らせてもらった私たちは恵まれていたようだ。
さらに、嬉しいお土産もついた。
バケツを片手にサーフを散歩しているお爺ちゃんに話しかけると、海藻を集めていると教えてくれた。
「今日打ち上げられたワカメやナガモやモズクはサッと茹でるだけで新鮮で美味いよ。これなんかもそうだ。」
「海水で軽く砂を落としてかじってごらんなさい。美味いから~。」
そう言って、足下に打ち上げられてきたメカブ付きのワカメを指さした。
言われた通り波打ち際で洗ってメカブの部分を勇気を出して(笑)かじってみると。
これが本当にイケた!
「ねぇ、なかなか美味いもんでしょう。サラダにもお汁にもいいから家で食べてみなさいね。」
お爺ちゃんからいいことを聞かせてもらって、足下に打ち上げられたメカブとナガモを持ち帰った。
やっぱりサーフは面白い。
今日も自然界の恩恵にあずかる。
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