時間に追われることなく日々ゆっくりと過ごした今年は、私にとってとても貴重な一年となりました。
恰好よく言えばスローライフというのでしょうか?
山沿いから海沿いへと移住し、今年ここ風の丘の新居での暮らしも2年目となった我が家でしたが、私自身は家でのんびりと過ごせる時間が増え、ますます我が家が好きになりました。
同時に、季節の変化や大地の息吹にもさらに触れられたように感じます。
年の瀬によせて、我が家の2021年を振り返ってみたいと思います。
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冬
1月
やはり、この記憶が一番強いでしょうか。
2021年は年明けの大寒波と共に幕が開け、日本海側を直撃した大雪の影響により1月10日、市内に大雪災害救助法が適用され、日本海側の我が家も身長を超える大雪に見舞われました。
この日、私は大雪からの復旧とコロナウィルスの終息を願って、玄関先に故郷のほんやら洞を作りあかりを灯しました。
この最強といわれた寒波の最中、勤務先から自宅へ帰れなくなっていた夫は3日ぶりに我が家へ帰宅することができました。
夫の留守中、私は家を守るため除雪作業に明け暮れすっかり疲労困憊していました。
2月
2月に入ると、年明け寒波の爪痕があらわになりました。
我が家の庭の植栽はことごとく雪の犠牲となり、さらに、お向かいさんの庭の大切な椿の木までが、雪の重さに耐えきれず大きく折れてしまいました。
海沿いに移住して2年目に訪れた冬は、数十年に一度といわれる大雪災害となりました。
YouTubeチャンネルをスタートしたのはこの頃でした。
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春
3月
自然界が目を覚ます春。
我が家の庭に春一番のふきのとうが顔を出したころ、大地の芸術祭の里 越後妻有はまだ深い雪の中にありました。
この、越後妻有の雪原に製作されるSNOW ART 髙橋匡太「Gift for Frozen Village2021」ひかりの花畑は、豪雪地の厳しい冬を鮮やかに彩り幻想的な世界を作り出していました。
同時に開催される雪花火もまた、真冬の雪原に咲くひかりの花畑と共演しながら美しいSNOW ARTを生み出します。
寒暖の差が大きく開いた今年は、新潟県内で観測史上最速の桜の開花を記録。
我が家の庭の桜も4月を待たずに開花しました。
4月
大好きなリンクテラスで過ごせる季節のはじまり。
鶯の囀りを聴きながら満開の桜を楽しむ様子をYouTubeに投稿しました。
5日後の4月8日、我が家が借景させてもらっている庭園にある5本の大欅が伐採され、庭園にポカンと大きな穴が空いてしました。
我が家から見える大きな欅の木は、春の芽吹きから新緑が広がり、庭園を包み込むほどの緑が美しく大好きでした。
我が家にとっても大切だったこの欅の伐採は、2021年で最も悲しい私の記憶となりました。
いよいよ海釣りシーズンが到来すると、夫が今年の初釣果を上げアジとサバを持ち帰りました。
釣りたてのサバの塩焼き。
自家製〆鯖にも挑戦しました。
前年秋から育て始めた、新潟のブランド苺「越後姫」にも可愛らしい花が咲き人工授粉をスタート。
庭先に植えた新潟県オリジナルチューリップが開花。鮮やかな赤色に心が躍りました。
峠に暮らす義父母のもとへ夫が釣り土産の魚を届けると、お礼に山菜をもらいました。
5月
私の今シーズン初釣果は暴れん坊のサバでスタート。
5月16日、ついに「越後姫」初収穫。甘くてフワフワとろける~。これまでに食べた一番美味しい苺でした。
庭に咲く野生のシャスターデージー。新緑がまぶしい。いい季節です。
夏
6月
6月に入るとサーフからちょい投げでキスが釣れはじめます。
サーフを散歩中のおじいちゃんからワカメ拾いを教わって、採れたての天然ワカメの虜に。
自家製の乾燥ワカメにも挑戦しました。
堤防では豆アジがシーズンを迎え、大好きな豆アジを釣りに連日通いました。
豆アジはなんと言っても唐揚げが絶品。南蛮漬けも柔らかくて最高です。今年も我が家の食卓に、夏の間中登場しました。
7月
二年連続で開催が中止になった夏の風物詩、海の大花火大会。
今年は「疫病退散」を願って、告知なしのサプライズで打ち上げられた10分間の海の花火大会に感動しました。
夏のサーフでは、ゆっくりのんびり時間が流れました。
泳ぎたい。という夫について海水浴にも出掛けました。
8月
毎年楽しみにしているフジロックフェスティバル。
今年は、リンクテラス用に購入した椅子とテーブルとオイルランタンをセットして、LIVE配信を観ながら家フェスを楽しみました。
種から育てた変化あさがお江戸風情。
7月の初咲きか毎朝咲きつづけ、庭に凉を運んでくれる江戸風情のグリーンカーテンに癒されました。
秋
9月
生まれ故郷の秋祭りが中止となり、同級生と打ち上げるはずだった花火を今年も断念せざるを得なくなりました。友に会いたい思いが募ります。
この秋デビューしたばかりのイカ釣りエギングでは、夫の指導を受けながらデビューから7回目の釣行で、ようやく初釣果のアオリイカ一杯を釣り上げることができました。
日本海に沈む夕陽が美しい夕まづめの大潮の日のことでした。
バッサリと髪を切り、17年ぶりのショートヘアにも挑戦しました。
稔の秋。83歳の義父が育てるコシヒカリの稲刈りの手伝いに行った夫から、元気に米づくりをする義父の動画が届きました。
糸魚川市の能生漁港での釣行は、夜が明ける朝まづめの港が忘れられない美しさでした。
10月
弟から届いた釣り土産のイナダ。
三枚に下ろして、一枚は刺身、一枚は切り身にして照り焼き、アラは大根と味噌汁にして余すことなく堪能しました。
釣り上げたアオリイカで、握り寿司。
イカの王様アオリイカは、ねっとりとした強い甘みと柔らかさで、最高に贅沢なイカ三昧を楽しみました。
11月
木々が美しく色付いた11月は各地の紅葉を楽しみました。
空へつづく道「魚沼スカイライン」
日本の原風景「津南町 秋山郷」
ブナの原生林「美人林」
ソロトレッキングに挑んだ「山の尾根沿い大沢ブナ林」
オレンジの夕陽を追いかけてどこまでも走る、日本海夕日ラインのドライブ動画も投稿しました。
ミサワホーム主催のオンライン見学会では我が家を紹介していただき、平屋をご検討されているお客様が参加してくださいました。
冬
12月
晩秋から夫が励んでいた青物釣りでは、持ち帰ったサゴシを酢でしめて棒寿司にしてみました。
トーチバーナーで炙った皮は香ばしく甘みが増し、これが本当に絶品でした。
雪の便りが聞こえてくる12月、春先から楽しませてもらった今シーズンの海釣りもそろそろ終了です。
クリスマスを前に我が家もようやく雪化粧。今年は例年に比べて遅い初雪となりました。
冬至とクリスマスは照明を落として、キャンドルとランプの灯りで静かな夜を過ごしました。
暮れも押し迫る先日は、無類のカニ好きの夫の買い出しに付き合いました。
年越しの腹いっぱいのカニを励みに今年も一年踏ん張り、大晦日の今日も遅くまで仕事に励んでいる夫には、帰宅後存分にカニを味わってもらいます。
大晦日の今日は日本海からの冷たい風が一日吹雪いて、リンクテラスの軒に氷柱がさがりました。
今年も一年、我が家のブログをご覧になっていただき誠にありがとうございました。
皆さんも、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
そして、2022年もよろしくお願いいたします。
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