2020年は、自然界と調和しながらその恩恵にあずかり、身も心も安らぎに包まれた1年となりました。
ここ風の丘の新居に入居から1年4ヵ月目を迎えた我が家の、日々の暮らしをふり返り、未公開画像を交えながら2020年を一挙にまとめてみたいと思います。
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冬
1月
2020年は雪のない雪国の二年参りとなりましたが、氏神様への新年のご挨拶は初となった我が家にとって心に残るものでした。
翌日、お年始で訪れた夫の故郷の雪にようやく正月の気分を味わいました。
2月
春のはじまりを告げる立春に降りはじめた雪。
「降ってくれてありがとう」とさえ感じる小雪の冬でした。
新潟が愛する「朱鷺」のような、なんともやさしい紅色の空。
心を奪われた朱鷺色の朝焼け。
散歩道でみつけた雪椿と日本海の共演。
メディアから流れる連日の聞き慣れないフレーズ。
旅客船の映像。
大きな雲が私たちのもとに差し掛かっていました。
春
3月
残念でならなかった。
参加予定だった「津南町スカイランタン2020」新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催中止の連絡。
「新型コロナウイルス」という大きな雲が日本列島をのみ込もうとしている。
売り場から消えてしまったマスク、こうなったら手作りするしかない。
とにかくマスクを確保してウイルス感染防止に努めなければ。
目に見えないウイルスへの緊張感が高まるなか、峠に暮らす夫の両親から届いた春の味覚に気持ちがほころびました。
ほろにがいフキノトウの香りにやすらぐ。
日本海からほど近い我が家。
風の丘の新居に入居以来、海釣りに初挑戦したのはこの頃。
新居に入居して6ヵ月。
ミサワホームの定期点検アフターメンテナンスが実施され、建具調整や汚れ対策など私たちのわがままな要望にも対応してもらいました。
雪国に春を告げる幸せの花「水仙」。
雪のなかでゆれる黄色が元気をくれた。
この日、故人に捧げた庭の蕾桜。
志村けんさんの訃報に涙しました。
新型コロナウイルスへの恐怖が数倍にも増してきた。
4月
そんな中でも、庭の桜が開花。
そよ風に誘われてリンクテラスでモーニングコーヒー。
カフェテラス風の丘へようこそ。
デビューしたての鶯のさえずりを聴きつけて野鳥たちが集まってきた。
春の息吹に深呼吸。
雨あがり二分咲きの桜の下。
夫とコーヒーブレイク。
実はその後、ひとり港へ釣りに出かけ、人目も恥ずかしい失態を冒していた私。
そんなドジな釣りトークに花が咲いた日曜のカフェテラス風の丘。
彩が増してきた四分咲きの庭の桜。
毎朝、元気をもらって出勤。
仕事帰りに向かった丘の上。
日没に間に合いました。
波音が木霊している。鳥たちの声と打ちよせる波が重なって、そこに私の鼓動が調和していく。
振り返ると、東の空に銀色の大きな月が昇ってきました。
一年中で最も地球に近づく満月スーパームーン。
この日、緊急事態宣言が発令された私たちを天から見守っていたスーパームーンでした。
朝陽を浴びる満開の桜の下、リンクテラスでグランピング花見。
風の丘には、今日も野鳥たちが大集合。
となりで夫が、大の字になって気持ちよく寝息を立てている。
春の自然界のやすらぎに身も心も癒される日々。
海よりの風が潮の香りを運んでくる我が家。
ひらひらと朝露に舞い降りる姿もまた絵になる。
情緒ある桜吹雪の庭も素敵でした。
バリカンを片手に夫を散髪。
私がデザインしたソフトモヒカンの完成。
これが我が家のグランピング床屋。
春になったらチャレンジしようと考えていたこと。
桜が散る頃に、伸ばしつづけてきた髪を切りました。
そして4月24日、県内で発令された休業要請を受けて、私もいよいよ自宅待機がはじまりました。
それから間もなく、峠に暮らす夫の父母から採れたての山菜が届きました。
父の山で採れた「うるい」、母が丁寧に葉を摘んでくれた「うど」、さらに夫の職場の同僚からいただいた「うど」も。
「芽吹きのエネルギーあふれる春山には、自然界のパワーが満ちている。山菜を食べて春山のパワーをいただくんだ。」
父の言葉を思い出しながら、リンクテラスで免疫力アップの旬の山菜レシピを考えたりしながら過ごすのも、また楽しい時間でした。
そしてもうひとつ、まるでフルーツのような雪国のブランド野菜「雪下にんじん」も、毎年楽しみにしている春の味覚。
産地の津南町の直売所へ買い付けにいくことができませんでしたが、運よくスーパーに卸されているのをみつけました。
ビタミンの王者うるいと一緒に、感染症に負けない栄養満点サラダの完成。
春山のパワーに感謝しながら夫といただきました。
風の丘の草木たちは日毎に姿を変えていきます。
4月初旬に到来した桜前線から私たちを癒しつづけてくれたリンクテラスの桜は、若葉が芽吹きはじめ青々としてきました。
5月
感染症予防対策が叫ばれるなか、我が家ではTOTO洗面化粧台のワンタッチ機能「きれい除菌水」がコロナ対策の強い味方として大活躍。
これは採用して大正解でした。
スノーフレークゆれる五月の風の丘は、まるでおとぎ話の世界。
5月に入りガーデニングに着手しました。
3月より仕入れはじめた春花木を家まわりに少しずつ地植え。
それにしても園芸は楽しい。
土はあたたかく触れるだけで癒しになるし、数年後の草木の成長した姿を考えながらのレイアウトデザインも夢があります。
時間をわすれて庭で過ごしました。
ガーデニングの合間のインスタントラーメンも、自然の中で味わえば人気店の味に思えてくるよう。
県内の休業要請が解除され職場復帰から6日。
少しずつ生活のリズムを取り戻しながら、休日には相変わらずリンクテラスと庭で過ごす日々。
そんな折、はじめて遊びにやってきたカッコウの声が丘に響き渡りました。
5月30日。
ポストに届いたアベノマスク。
弟が釣り土産のアジを届けてくれました。
塩焼き、フライ、バターソテー。
素人なりに夫が捌いて、釣りたての新鮮なアジを存分に味わいました。
味がいいから鯵(アジ)という名前がついたそうで、どんな料理にしても本当に旨い魚です。
夏
6月
弟のアジを切っ掛けに、夫と共に投げ釣りをスタート。
思うように釣果は上がりませんでしたが、夕まづめの時が近づくと映画のような美しいシーンが広がってきました。
日本海のアジは初心者の私たちには、そう簡単に釣らせてくれません。
けれど、大自然のなかに身を置くだけで、刻一刻と姿を変える美しい時間が日々の様々な出来事を洗い流してくれるようでした。
梅雨が訪れると、新緑を鮮やかに染める雨あがりの風の丘は、雨にぬれた草木のにおいに包まれていました。
7月
我が家の可愛い守り神。
家守「ヤモリ」ちゃんが姿をみせてくれました。
港の堤防では6月より豆アジ釣りのシーズンに入り、最盛期には海面に群れを成して泳ぐ姿をみながら仕掛けを垂らすと、瞬間にぴくぴく食いついてくるほど。
時間をみつけては堤防へ出かけるなか、気軽に声を掛け合える幅広い世代の釣り友達ができました。
仕事帰りにも堤防に立ち寄って、日没までのわずかな時間でも手軽に楽しめる豆アジ釣りが、疲れをリセットしてくれるお気に入りの時間となっていました。
豆アジは簡単に手で捌けるし、もう私の手捌きの腕はかなりのものですよ。
サッと唐揚げにするだけで旨いし、特に南蛮漬けは最高で夏の定番料理でした。
同じくシーズンを迎えたキス釣りにも挑戦しました。
キスの楽園といわれる地元のこのサーフでも、よき釣り仲間に恵まれました。
キスは朝日が昇る朝まづめが狙い目。
夜が明けていく明け方の日本海も好きになりました。
実は、キス釣りもかなり上達して大漁だったんです。
天ぷら、一夜干し、煮付け。釣りたてのキスの味もまた格別でレパートリーも増えました。
8月
ひとつとして同じ模様のない変化あさがお「江戸風情」が次々と咲き、風の丘に凉を運んでくれました。
こんな和モダンなリンクテラスもお気に入りです。
八月の日本海では七色の人魚と出会いました。
苗場で開催予定だったフジロック’20の来年度延期が決定し、特別プレゼントとして、これまでのステージの模様が3日間に渡ってYouTubeでLIVE配信されることに。
苗場の風を感じながら、私も3日間の家フェスを楽しみました。
立秋を過ぎてもなお厳しい残暑の夏でしたが、風にのる稲穂の薫が秋を運んでいました。
早いもので、入居から11ヵ月が経過。
8月下旬ミサワホームの定期点検アフターメンテナンス11ヵ月目が実施されました。
秋
9月
野鳥たちと共に、虫たちもまた風の丘の大事な仲間です。
日毎に増していく自然界の声が、我が家の癒しの音。
雪見窓を開けてゆっくり湯船につかれば、さながら森の野天風呂。
仲間たちはたびたびリンクテラスにも遊びにきてくれました。
ピンポンの呼び鈴に玄関へでると、マイホームのbirthdayカードを届けにいらした我が家の担当ミサワ先生でした。
新居に入居から、まもなく一年になるんですね。
リンクテラスから朝陽がさしこむ目覚めのやさしい居間が心地いいです。
9月22日。
新居に入居から1年。我が家の誕生日です。
エギング(イカ釣り)をはじめた夫が、この日釣り上げたアオリイカを持ち帰りました。
なんていいタイミング。
刺身は甘くってもちろんですが、バターで軽くソテーして醤油をたらっと回したら最高に美味で、いい記念になりました。
ちなみにエギングの本番は春だそうで、秋のイカは春より小型なんですって。
私も春デビューの志願中です。
10月
新居に入居から一年を迎えた我が家。
家庭用燃料電池エネファームのリモコンパネルに「1st Anniversary」のメッセージ。
こんな計らいも嬉しく思えました。
砂地のまま手付かずだった、新居の玄関アプローチがようやく完成。
夫が数日前から準備していた下地に、私も一緒に仕上げのブロックを敷き詰めました。
朝方、秋の澄んだ北の空に龍神雲が現れました。
11月
長年勤務した職場での最終日は、これまでお世話になった上司や同僚が他所から駆けつけてくれて感極まってしまいました。
同僚たちへの謝意としてあまり固くなり過ぎないようにと選んだのは、地元新潟県ブルボン社のお菓子プチシリーズ。
おまけでついてきたパッケージに詰めながら、様々な思い出がよみがえってきました。
2020年は風の丘の紅葉も美しかったです。
庭に植える予定の桂モミジも玄関に彩を添えてくれました。
本命のシーバス(スズキ)を3本釣り上げた弟から1本お裾分けが届きました。
こんな大きな魚を捌いたことがない夫が、悪戦苦闘の末にどうにか捌き切りました。
刺身、バターソテー、ムニエル。何をしても旨い。フレンチにも使われる高級魚だもんね。
なかでも、弟が教えてくれた「味噌漬け」が格別でしたよ。
味噌漬けって、私はじめて作ってみたんですけど、とっても簡単で風味も香りも最高です。
冬
12月
私たちの結婚記念日には、ここ新潟の究極のにぎり寿司(極み)を堪能しました。
幸運にも、幻のいちご「越後姫」の特大苗を手に入れることができました。
春の収穫がたのしみです。
ミサワホームのカレンダー2021は、文明化された野蛮人ポール・ゴーギャン。
風の丘にいよいよ雪が舞ってきました。
小雪の2019シーズンとは違って今シーズンは雪が降るらしいから、新潟もきっと寒くなる。
一晩で15㎝の降雪。
翌朝は夫が自宅周辺をスノーダンプで除雪しました。
峠に暮らす夫の父母から雪の便りが届きました。
初日からの大雪で積雪は130㎝を超え、部落ではすでに屋根の雪下ろしをしたそうです。
大雪により新潟県南部の関越自動車道で大規模な立ち往生が発生し、自衛隊が派遣されました。
現場周辺に暮らす友人たちを心配しましたが、3日間の救助活動の末、犠牲者を出さずに復旧したことに胸を撫で下ろしました。
大雪は困りものですが、小雪の冬も雪国にとっては深刻な問題です。
2020年は雪国らしくホワイトクリスマスになりました。
2020年も残すところあとわずか。
年越しの腹いっぱいの蟹を励みに、2020年も踏ん張ってきた夫。
無類の蟹好きの夫の買い出しに付き合って、カニの直売所まで行ってきました。
帰路の日本海は波が高く、近づいている年末年始の寒波を物語っているようでした。
ウッドデッキに吹き付けたサラサラと乾いた雪。
大晦日は氷点下の朝を迎えました。
2020年最後の仕事を納めて帰宅した夫は、待ちに待ったベニズワイガニにこれでもかとかぶりつき、大黒様のごとく見事な太っ腹で年を越しました。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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